スマートフォンの契約をしていれば、それを利用して簡単な支払いもできるのが便利なキャリア決済という機能。
こうした後払いの決済方法の代表的なものとしてはクレジットカードが挙げられますが、具体的にはどういった点が異なるのでしょうか。
両者の基本的な構造はよく似ている
クレジットカードもキャリア決済も、その大きな特徴はキャッシュレスという点でしょう。
手元に現金が無くとも支払いができ、しかもデビットカードやプリペイドカードなどと異なり、あらかじめの貯蓄や支払いなども必要ありません。
クレジットカードとキャリア決済の共通点は?
このようにクレジットカードとキャリア決済はキャッシュレスかつ、後払いというのが大きな共通点と言えます。
貯金や手持ちの現金がない場合でも支払いを一ヶ月から二ヶ月程度後にできるため、当面の資金繰りが厳しい時などにも便利です。
ただしそのぶん、支払い能力などは問われるため、利用する前の審査などがある点も共通しています。
過去の支払い履歴なども調べられる信用調査が行われ、もしも通過できなければどちらも利用することはできないでしょう。
クレジットカードとキャリア決済の異なる点は?
構造はとても似ている両者ですが、実際の使い勝手にはいくつかの違いもあります。
たとえばキャリア決済はスマートフォンの契約が前提となっているため、スマートフォンを持っていない人はこのサービスが利用できません。
またクレジットカードほど買い物すべてを網羅するような想定はされていないので、利用限度額もキャリア決済のほうが低めです。
そして支払い方法も、キャリア決済では毎月の料金支払いとあわせて携帯会社に対してするという点も違っています。
まとめ:似ているサービスだが、支払い方法や限度額は異なる
キャッシュレスで後払い方式で利用できるという点ではよく似ている両者ですが、その支払い方法や利用限度額、使い勝手などには違いがあります。
可能であるならば、いざという時のためにどちらも所持しておけるのが理想かもしれません。
コメントを残す